柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋

  • ひとりごと…

笑顔で取り回しがライディングのコトハジメ。

バイクのライディングレッスンでは、練習中に小難しい顔をされている方がいる。
バイクこそ、肩と腕と手の力を抜いて走ることが大切。
練習時だけではなく、市街地走行も、高速も、ワインディングも。
力を入れていることに気が付かない場合は、大抵の場合は顔もこわばっていることが多い。
顔も笑顔にするだけで、すべてラクになるし、ラクは「楽しい」と直結する。
楽しいと頭にいろいろな情報がドンドン入ってきて、バイクの上達が早い。
つまり、リラックスしてこそ正しい練習になるってこと。

本当のところ、ライディングに理屈なんてつけたくない。
だから、訳がわからなくなったら、理屈が難しいと感じたら、
笑ってごまかす。それで十分です。

笑いによるリラックスは、無理しない走行、ゆっくりの走行から始まります。
最初から飛ばす、無理する、は、かえって遠回りの五里霧中・暗夜行路。
極論すると飛ばすほど上手くならないとも言えます。速そうに見えるだけです。
ゆっくり走行は「楽しさ」のスタートライン。周囲の走行ペースに惑わされないで欲しい。
安全が最高のテクニックなんですから。
たとえば取り回しひとつ。笑顔でスイスイが大切。笑顔でやるためには、実はとても簡単な反復練習をしておけばいいんです。無理して頑張るから上手くいかない。これなら何回でもできるよ、というストレスの掛からない練習を、ちょっと多めに繰り返す。たとえば数あるライテクでもっとも優先すべきことのひとつ「取り回し」がスイスイできることで、ライディングのすべてが始まるのです。

写真のように深くバンクさせる取り回しなんかしなくていいです。腰で支えて、軽い傾斜にして腕に力がいらない方向で練習をして下さい。きっと「素敵なバイクライフ」が見えてきgse381a7e58f96e3828ae59b9ee381971ますよ。

何十年も、何万人もライディングを教えてきた、実感です。