このTLR200・TL125のカタログは10数年にわたって連載してきたロードライダーというバイク雑誌の「名車グラフィティ：ミドルバイク流星群」で次号掲載予定のワンカット。
ビッグバイクも良いけれど、やっぱり400cc以下のバイクや軽量級のオフ車って楽しいなあと、走るたびに実感する。
一方でバイクカタログをじーっと見て、こんなところにも行きたい、あんなところにも行きたい、風を切って自由に走ってみたいなどとさまざまなことを思うのも大好きだ。
バイク分野に限らず最近は合成写真によるカタログが多いけれど、やっぱり現場へ行って時間をかけて撮影したものがいいなあ。

ワインディングでのコーナリングで遠心力をからだ全体でグイグイ感じた時だけではなく、オフ車でジャンプした時のあの浮遊感覚、トライアルごっこで大きな石を乗り越えた時の感激などなど。バイクを走らせなくてもバイクを走らせた経験が少しでもあれば、いろんなイメージをどんどん膨らませられる。バイクは「乗って」も、「思って」もどんどん楽しくなる。その気持ちはバイクに乗り始めて40年以上時が流れても変わらない。