柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋

  • ひとりごと…

僕のケイヨン

仕事用のハイエースのために駐車場を借りている。車高が2.3メートルもあるから車庫に入らないのがその理由だが、それこそ新車で買った頃は盗難が心配で心配で盗難保険に入っていても落ち着いて眠ることができなかったことがありました。そこで考えられるだけの盗難対策をしたわけなんです。そもそもクルマやバイクが盗まれやすい場所ってのはどこなのか。そこから真面目に考えなくては、ということから始めました。

盗まれやすいのは、そう、「とうなんの角地」なんですね、はい。おっとこれはメッチャ、しょうもない駄洒落ですね。最初からこれでは、いけませんねえ。

で、場所の問題だけではありません。盗まれにくいようにしなければならない。盗難抑止力こそ大切。そのためにハンドルを固定するものを2つ。これは縦方向と横方向の棒状のロック機構です。ひとつはセットするとダッシューボードに引っかかるのでハンドルが回らないタイプ。もうひとつはハンドルを回すと右のドアに当たって運転を抑止するタイプ。それとワイヤーロックをひとつ。ワイヤーを蛇のようにハンドルに巻き付けています。このワイヤーロックの重いのなんの。ヘビー級なんちゃって。

で、ワイヤーロックは切断すると120デシベルの音が鳴り出します。この3つとは別にドアを無理に開けようとすると警告音がガンガンに鳴ります。これは110デシベルです。以上で計4つです。だから大きなハイエースでも「ケイヨン」と呼ぶとか呼ばないとか(あー、またまたつまんない駄洒落でゴメン!)。とまあ非常に面倒くさい盗難防止対策をしているために、走り出すまでカギの解錠のために3分以上掛かっていました。慣れるとこれがまたメチャ早くできる!これが快感になる!?はずがない。

で、ある時、悲惨な目に遭いました。ワイヤーロックのカギが上手く回せない!なんで急ぐときにこうなるの!慌てるほどカギが上手く回りません。焦ります。だからアメリカの商品でも製造が◎◎製なので駄目なんだよねと怒りを押し殺して冷静に作業して、やっとこさ走り出すことができました。こんな手間を考えると指先の指紋認証しないとエンジンが掛からないとかのオプションパーツ出してくれないですかね。

それとカーナビね。よく盗難の対象になるらしいけれど、30万円近くした人生初の本格的カーナビなのでチョー嬉しかったのですが、音声による目的地入力をして一度も上手くいったためしがないんです。たとえば「シンジュク」と声を出します。すると「シンリョク」とか「キンリョウク」とか「キンニク」などと反応したような気がする。おいおいキンニクとかシンリョクとかキンリョウクという地名があるわけがないだろう。あったら行ってみたいぞ。で、こんなこと気にするのは私だけでしょうか。悩んでいます、落ち込んでいます。機械にバカにされたみたいで。音声入力はしばらく頑張ったのですが今は諦めてもう使っていません。いっそ、このマイクは車内カラオケ用として使えないものか。

以前にパソコン用の音声入力ソフトを数千円で買ったことがあるけれど、こっちの方がはるかに快適だった。なんであれから10年以上も経過していて、こんな次元のものを売っちゃっているわけ?テレビやラジオのアナウンサーの方々は、カーナビの音声入力って上手くいっているんだろうか。そこが知りたい。というかプロでなければ使えない音声入力だったら駄目じゃん。かといって不明瞭な音声や方言に適確な対応したらノーベル賞ものかもね。ということで、3万円前後のカーナビで十分かもね。

ちなみに皆さんはカーナビで現在地を緯度・経度で即座に画面に映し出せますか?もしも事故に遭って、あるいは発見して救急車に知らせるときに場所が特定できて確実で早いんだって。実際にはまだ知らせたことはないけれど、初めての場所や山の中などへんぴなところだと確かに役立つよね。その前に携帯電話がつながるかどうか不安!