柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋

  • ひとりごと…

もうちょっとだけ猫の話

犬猫が好きになったのは小学生の頃からだろうか。小学生の時に新聞配達をしていたのだが、飼っていた猫のチャーミー君。これがまたまた忘れられない猫だったんですよ。何と言っても新聞配達少年だったから僕は未明の寒い中で自転車を走らせるわけなんですが、僕の後をついてくるんですその猫が駆け足で。

かわい〜じゃあ〜りませんか。

お前は犬か?と問いかけると「ニャン!」と泣いたがどうか覚えていませんが。とにかく付いてきたんです。けなげなものです。

3つめのカドまで約300メートルほどかな。そこまで来るとチャーミー君は立ち止まって見送ってくれるんです。さすがに手は振ってくれませんでしたが。きっと前世は犬だったに違いない。寒い朝に一緒に起きる猫って超貴重生物かも。それもずっと何年も続いたんです。新聞配達は6年か7年ぐらいやったかな。たとえば配達で得たお金で卓球台を買って家の中でやってましたね。妹はインターハイでベスト8だったほどで結局、妹には勝てなくなったけど。ともあれ僕もネコ君もサウスポーで一緒にやっていました(はい、ネコのサウスポーはウソです!)

新聞配達や学校から帰ってくるとそれはそれはネコちゃんは凄い喜びようで足にまとわりついてきて、もう大変!でした。

で、高校生になったあるとき、夜中に何だか部屋がクサイではありませんか。目が覚めて、これはウンチに違いない。と必死に探したがない。

やっぱり気のせいか。と思って再び夢の中へ。

朝起きて、さあ教科書を鞄に入れて、と思ったときに見つけました!

あろうことか、鞄の中にやってくれたんですよ、あれを!

くそ〜、チャーミーのヤツ、やりおってからに〜。といいつつナデナデ。

昨晩、机に向かって真面目に勉強していたときに僕の事を邪魔しようとしたのか、遊んで欲しいのか、あからさまに教科書に覆い被さるではありませんか。なんて、ふてぶてしいやつ!無愛想に机から降ろしてしまったのが原因なのか、その仕返しにヤツはやったに違いない。でも、よりによってわざわざ鞄の中にやるか?なんでわざわざ鞄の口を開けて狭い中に入ってやるか?お前は変態か!少なくとも俺はやらんぞ!ちなみに山手線の中でやったヤツが昔の某編集部にいました。民法第34条公序良俗に反する違法行為であります。ほんとか?

朝の見送りといい、鞄の中の爆弾といい、しかも悪ふざけが過ぎて、池に飼っていた鯉をパシッとやってくれたのは数回。親父が大切にしていた大きな錦鯉もネコパンチの一撃でコロリ。もちろんチャーミーのために鯉の刺身にした、なんてことはありませんけど。思い出多きネコちゃんでした。

とまあ、古いネコの話はほかにも10パターン以上にわたって山ほどあるのですが、さあ、バイクのインプレを書かなくては。締め切りが近い。こんなことをやっている場合ではない。で、これがまたまた最高のバイクだったんですよホントに。欲しい?ちと高いけれど、いいなあ。目立つし。

ちょっとこれも変態チックな車体&車輪の構成なんですが、想像以上に良い感じ。乗り心地はフラットでありながらゴツゴツこない。まさに猫足でした。

2月15日売りのBM誌のイタリアンバイクの試乗記事、読んでね(けっ、宣伝かよ! はい、そういうことでございます)。