柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋

  • ひとりごと…

本年こそ、きっちり飛べるかな!?

古い写真を整理しているといろんなモノが出てくる。これは1990年のオーストラリアンサファリに参戦して、シドニーからダーウインまで走って、これが最終セクションのカット。バイクはXLR250バハ。改造点はライトとタンク周辺だけ。XL600Rファラオの24Lタンクとオリジナルカウルを装備。最長飛距離で賞品が出るということでトライしているところ。でも、250だとこんなものかな。目標はこのラリーで250cc部門の1位だったけれど結果は3位だった。相手は以前にこのラリーで総合優勝経験のあるA・カニンガムのKX250改、2位はRMX250のジモッティ(カニンガムと同じ地元の人)。2スト・モトクロッサーや2スト・エンデューロマシン相手ではXLR250バハでの直線路速度差があまりにも違っていた。XLRはダートで全開100km/hちょっと。相手はプラス20km/h以上のノリだった。悔しいというより、この馬力差で同じクラスというのが腑に落ちなかった。でも、ルールだから仕方がない。ともあれ私のXLR250バハはまったくトラブル無し。転倒ゼロといっていいぐらいの、自分のバイクのメーターさえ見えないオーストラリア特有の茶色い超微粒子の埃:ブルダストの中での立ちゴケ2回のみ。日本と真逆の8月は真冬。だから朝晩は非常に寒い中で、日本人トップでゴールしたのはヨシトモ君。彼は元ホンダの契約ライダー。バイクはXR600Rだったけど、彼よりも全行程合計17分遅れの2番手で私はゴール。6000km以上走っての差としてはわずかかな。自分に「大変良くできました」と褒めてあげたいラリーでした。ちなみにこのラリーはバブル景気まっさかりの頃。元A級ワークスライダー4名を含む40名近い日本人が参戦していた国際格式のラリーで、この時の冠スポンサーは日本の会社だったと記憶しています。ちなみにジャケットの色はオレンジとシルバー。一時期のメルセデスのワークスカラーもこれだったかな。オレンジは砂漠でも非常によく見える色なので採用しました。ということで、本題を忘れていました。
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本年もよろしくお願いします。

高く飛ぶジャンプはともかく、着地しても転倒しない程度に気分のいい、思い切りのいいジャンプを、お仕事でもやってみたいものです。