柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋
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ひとりごと…
砂漠の友!
ロスから電話がかかってきた。1996年のパリダカに参戦した時に私があと200キロちょいでダカールの海にゴールという時にエンジンが軽油混じりでリタイアしちゃって、最後まで走りきったAさんからの電話だった。そこまで日本人ライダーで残っていたのは私と彼だけだったので、交わす言葉は少なかったけれど感慨深いものがあった。翌年の1997年は私がゴールして、彼は残念ながらリタイアだったという記憶ぐらいで、それっきりだった。で、13年ぶりにわざわざアメリカから電話をしてきたので何か特別な用事なのかな、と思ったら単純に私のHPを読んで懐かしくなったので電話してみた、と彼はいうのだ。年に1度のペースで日本に帰るらしいから、帰ってきたときは会おうよ、ということで電話を切った。といっても20分以上の長話だったけど。
電話を切ったあとで、砂漠で走った彼のことを思い出した。抜きつ抜かれつの時もあったし、キャンプで話をしたこともあった。遠い記憶も、声を聴くとスッとあの時のさまざまなシーンが蘇ってくる。
正月というと年賀状もそんな「人と人との気持ちの交流」に役立つけど、電話でお話しをするともっとイイ感じかな。再会したらさらにイイ感じ。これから先の人生で、再会が一体何人の人とできるかわからないけれど、「おお、会おうよ、今からすぐ? いいとも!」なんて感じで付き合いを大切にしていけたらと思う。
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