柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋

  • ひとりごと…

ライディングスクールのイメージ

PRする気で言う訳じゃないけど、良くあるのが
「ライディングスクールですか?うーん、もう少し上手くなってから」
「なかなか、行くチャンスがなくて」
なんていう返答。

スクールというとガンガン走る人がたくさんいて、ついていけないと迷惑になるし、格好悪いし、と思っているのか、プラスでイメージする前に引いちゃっている人:尻込みする人が少なくないようだ。

スクール。まずは楽しいことが大切。人より速いとか遅いとか技術的な比較をする必要はないし、自分のペースで着実にやっていけるようにレッスンプロからポイントを訊くことだ。私は速さではなく、ライディングがもっと楽しくなるための「上手さ」をお伝えしたい。どんなレベルのライダーにも、具体的にメリットとなるポイントを持って帰っていただきたい。お金で買えない価値を、笑顔を添えて。いつもそんな気持ちで毎回、スクールの朝を迎えている。

バイクを通して、いろんな人と出会えて、持っているノウハウを少しでもお伝えして、その人がもっと安全に楽しくバイクに乗ってくれるようになるのが、イチバンのやり甲斐だ。最近はやたらに「そんなに飛ばさなくても、バイクはもっと楽しくなるよ」というコメントをすることが多い。言い換えると「疲れず、危なくなく、バイクは練習方法さえ間違えなければ、もっと楽しく乗りこなせるようになるよ」ということかな。

30年バイクジャーナリストをやってきて、バイクの接し方を立体的にお伝えできるようになったような気がする。少しでも進化を続けたいし、進化を楽しんでいきたい。