柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋
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ひとりごと…
ミドル級バイク最高!?
今日は、とあるミドル級バイクのインプレ原稿を書いていた。それにしても、イマドキのバイクの速さは尋常ではなくて、400ccのバイクでもどえらい速さが出てしまう。そのポテンシャルに改めて驚かされた。感動が大きすぎて何から書いて良いのか、いろんな言葉が次から次へ溢れ出てしまって、結局相当な数の文字をばっさり切り捨てることになった。
ともあれ400ccクラスは性能的に十分なんだけど、それでも大型二輪免許を取得するとやっぱり人はビッグバイクに流れてしまうんだよね。かつてのホンダが1965年にCB450で巨大な北米市場に参入したが、欧州の650ccクラスと同レベルの性能を発揮していたにもかかわらずCB450は熱く支持されなかった。でも僕は大好きだった、あの180度クランクのブルルン的鼓動感とパワフルな高回転の伸び感。でも、低めの回転では少々トルクが不足していた。その反省があってホンダはGP制覇で得た4気筒エンジンのノウハウでCB750フォアを1969年に世に送り出して「圧倒的な速さによる余裕の走り」によって大成功を収めた。日本のスタンダードが4気筒車という常識を生み出した原点がまさにCB750フォアだった。
たとえばビッグトルクが生み出す余裕の走行感はどうしても400ccには出せないのかなあ。車体の作り方でカバーできないかなあ。そのための専用のフレームによる独自のディメンジョンを設定し、大きな車輪のサイズやゆったりストロークのサスでちゃんと味が出せないかな。というかそんなことはたとえば過去にホンダならトランザルプでやってきたし、ちょっと小振りにしたアフリカツインの400cc版があっても良かったはずなんだけど、もう今さら出せないのかな。過去のお話しになったのかな。今でもそれってあると思うけど。否、今の時代だからこそ大切なんだと思うなあ。味のある小さなエンジンで、ゆったり大きな感動ってコンセプトは!
世界の自動車のトレンドが小型化とかハイブリットカーとか電気自動車といっているけれど、バイクについてはまだまだ内燃機関が主流かな。電気バイクでマン島だけではなく、モトクロスに関するお話しも北米では徐々に広がってきているようだし。でも、どんなパワー源になっても二輪で走るからバイクはやっぱり面白い!バイクは永遠不滅です。最高ってことです。
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