柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋
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ひとりごと…
新しいことへの挑戦! たかがUターン。メカ・デザインの温故知新
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Uターンが厳しい女子さん、素直に根気強くアドバイスを聞いてもらってたら、
安全安心な回り方ができるようになって無転倒のまま終了。
安全安心な回り方ができるようになって無転倒のまま終了。
満面の笑顔を浮かべて帰って行きました。最高です。
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飛ばす練習もいいですけど、まずは安全安心のブレーキとUターン。だってバイクに乗る以上、一生これが外せない最重要事項だからね。
そんなこと誰がUターン?
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16時にレッスン終了後に一般のバイクが駐車場に入ってきたと思ったら、あーら懐かしいバイクじゃあーりませんか。
ジレラのCX125です。
1990年代に日本国内にも極少数で販売されたイタリア製ジレラCX125。
125ccで60万円ぐらいしていたと記憶。
前後サスとも片持ちという超変態。ハンドルの切れ角はかなり厳しい。
2ストで低速トルクも怪しい。輸入当初からパーツ供給は厳しい。
それを覚悟で、このバイクのオーナーさんは、創意工夫をしながら今なお、このバイクを楽しんでいるんでしょうね。
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いわゆるフルカバードスタイルのバイクってこれまで売れた試しがないけどチャレンジしたことがすごい。イマドキのバイクは売れる要件を厳しく揃えるのが発売に向けての第一義になっているからね。
安全パイ最優先の作り方ばかりで、たまにはこんな狂気の沙汰と思えるものをやって欲しいですが、それを当時の4メーカーさんに言うと「はい、はい」と返答されるだけで構ってもらえなかった気がする。
そりゃそうだ。
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大企業がナン億円も、場合によっては何十億円もフイにするようなものをわざわざ作るわけがない。社員をたくさん抱えるんだから失敗は許されないってことなんだけど、そんな青臭いことをいちジャーナリストとして諦めずに申し上げ続けたのは「たまにはやりたいことやってみようじゃないか」という独断と偏見に満ち満ちたことをやらないと、発想力と挑戦する気持ちそのものが低下し、何も新しいものが出てこなくなるから、と言いたかったわけ。
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たったそれだけのことなんだけどね。
ジレラといえばイタリアの名門:超高回転型DOHC4気筒250ccが世界GPで暴れていたんですけど1985年4月発売だったかヤマハはFZ250FAZERで再現したんです。
袋井テストコースの雑誌試乗会に現れたK・ロバーツさんは超高周波サウンドを奏でながら美しくしかも豪快にコーナリングしていました。
直4エンジンは新しくないけど、カウルと燃料タンクが連続する処理をヤマハ流に再定義したのは革新的ではないけど新鮮でした。
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この超高回転型エンジンを見て、本家?のホンダとしては黙ってられません!といったかどうか知らんけど1年後の4月にカムギヤトレーン式のCBR250Fを発売するんです。
これが超高回転型エンジン戦争?の始まりです。終わったはずのHY戦争は終結していなかったですね、知らんけど。
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前傾45度シリンダのヤマハに対してホンダは35度で。GPでさんざんやってきたホンダにはこれの意味があるわけで、現在の直4系の基本形には一部の例外を除いて強い前傾シリンダはありませんけど、ヤマハが400も750もシリンダを45度と大きく傾斜させることで新機軸投入というアピールには成功したということでしょう。わざわざ3気筒を選択して意地を見せたヤマハとしては新しい4気筒をちゃんと仕切り直すのに「45度」はマストだったのかも。
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一部の例外というのはBMWは55度マルチシリンダエンジンも作ったわけで低重心を狙いつつ、ホイールベースが長くなるのをテレスコピック式以外のフロントフォークで構成して独自性をさらにアピールするという手段を講じるわけです。
那覇市ではなくハナシがどんどん広がっていくので、やめておきますけど、どんなものでもチャレンジしたものはいいな!ってことです。知らんけど。
ps:写真の質、勘弁してね。
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