柏 秀樹 OFFICIAL BLOG
ヒデキの部屋
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ひとりごと…
臨界点について
例えば、ここは駅のプラットホーム。ちょっとした不注意や他人との接触あるいは一瞬の「心の迷い」で、人はここから落ちる、落とされる。だから先端に立っていては行けない。これぐらいのことは誰にでもわかる。
バイクライディングも同じだが、どの当たりが臨界点(ぎりぎりの崖っぷち)なのかとてもわかりにくい。そして臨界点のわからないもの同士が前後左右にいる。それが道を走るバイクというものだ。
スピードという快感、時間の短縮(先を急ぐ)、速いが偉いカッコイイ、ついていかないと迷惑、遅いとカッコ悪い、無意識の内の他車とのバトル、飛ばしているつもりはないけれどカーブが怖いまま放置。飛ばさないから大丈夫と思っている漫然意識、さまざまな気持ちが混在したまま大きなリスクを背負って、誰も走り続ける。
まずは、どこにいれば、どのタイミングが、もっとも安全率が高いのか。
そうした意識常態化と実践力だけで、
バイクだけではなく、クルマや自転車や歩行は、早く安全と楽しさが手に入る。
そうした意識常態化と実践力だけで、
バイクだけではなく、クルマや自転車や歩行は、早く安全と楽しさが手に入る。
写真は、大盛況だったモトパラダイス関東(9月22日)でのライテク・熱血トーク。
わかっていても、時には耳の痛い話を聞いた方がいいかもしれない。
大丈夫と思っても、基礎技術と考え方をチェックした方がいいかもしれない。
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